windowsでタブレットペンを使用する場合、タブレットPCの出た辺りから追加された Windows Inkの影響が出てしまい設定を少し変更する必要があるようです。
まずは、Windows Inkで何が起きるのかですが、デスクトップなどをペンで押さえ続けていると輪っかが描画されコンテキストメニューが表示されます。
ペンの長押し
タッチディスプレイで操作する場合には、こういった挙動をしても問題ないかもしれませんが、タッチ操作などをしない場合には余計な挙動となります。このカーソルの挙動を回避する方法を2種類ほど見つけました。
まずは、Wacom Centerからプロペン3の設定で変更する方法。
Wacom Center
詳細設定の部分を開いて Windows Inkをオフにします。
この方法でWindows Inkをオフにした場合、ブラウザなどでペンのドラッグでスクロール操作が出来なくなります。
上部左ダイヤルを回したり、スクロールバーを操作すればスクロールできるので、特に問題は無いかと思います。
もう一つの方法は、スタートボタンのギアアイコンから
「設定:Bluetoothとデバイス」→「ペンとWindows Ink」の「追加のペン設定」を開き
「長押しを有効にして、同等の右クリックを実行します」のチェックを外します。
ペンとWindows Ink
ここを無効にすることでインジケーターからのコンテキストメニュー表示をしなくなります。
コンテキストメニューは出なくなりますが、各アプリケーションでのタブレットペンはスワイプしているような扱いになり、テキスト選択などがしづらくなります。
この設定をポチポチ変更していると、場合によっては設定と挙動がチグハグになってしまうようです。そうなってしまった場合には、再起動をすると合致するようになるようですが、25H2バージョンでは、なかなか安定していない気がします。



0 件のコメント:
コメントを投稿