2016年10月31日月曜日

たまに変な事をしているLocatorを見つけることがある

簡単に作れるセレクターとしてロケータを使っていたりする場合を見かけますが、
たまに変な事をしてあるものを見かけます。

こんな感じの。


一見すると、赤のロケータも青のロケータも同じように見えますが、チャネルボックスを見てみると


赤の方はトランスフォームのスケールを使っています。
データ的には、青のようにシェイプノードのローカルスケールをいじるのが正解。

こういったデータを作る人はmayaのDAG階層についての理解が浅いのかなと・・・。
大抵、ポリゴンメッシュとかもフリーズせずにバインドするクチです。

ま、映像系であれば特に問題ないのでしょうが、ゲームエンジンなんかに喰わせる場合は中々厄介。


マトリクスを調べてみると青い方は
------------
x: 1 0 0 0
y: 0 1 0 0
z: 0 0 1 0
t: 4 0 0 1
------------
当然ふつうです。
※t:が4 0 0 1なのは+x軸にオフセットしてあるから。


赤い方は
-------------
x:  2 0 0 0
y:  0 2 0 0
z:  0 0 2 0
t: -4 0 0 1
------------
※t:が-4 0 0 1なのは-x軸にオフセットしてあるから。

と回転行列部分の3行3列が変化しています。
コレが曲者。

子階層なんかがあった場合、スケールが伝播していくので更に面倒に。
見た目では判断しにくいのでチェックが大変。


2016年10月17日月曜日

uiConfigurationScriptNode

maya2017になりUI周りが大幅に変更されたので、少しはマシになっているかと淡い期待を抱きつつ
uiConfigurationScriptNodeを調査。

結果は全く変わっていなかった・・・。


とりあえず、サンプルファイルを作るためpolyCubeを作成。


uiConfigurationScriptNodeの有るファイルと無いファイルを作成します。

このノードは、
Preferences Interface - UI Elements
Panel Configrations にある
When saving:□ Save panel layouts with file
のチェックを入れると保存時に作られます。
初期値はON。



ファイルサイズはuiConfigurationScriptNodeの有る方が80KBほど大きいですね。



.mltファイルはバイナリファイルですが、秀丸で開くとLayoutコマンドがガッツリ記述されています。


上は最初ら辺の一部で、ここから2000行ほど続きます。
これが80KBの正体。

ファイルサイズがデカくなるだけならまだ良いのですが、このノードの有るファイルを開くとmayaに色々と不都合をもたらすので厄介です。


2016年10月12日水曜日

Photoshopの動作が重いっ!

ここ半年ほど、家のPhotoshopがなんだか遅い。
ツールの切り替えやペインティング、ありとあらゆる動作でワンテンポ待たされる感じ。

環境設定などでGPUの設定やメモリーの設定なんかを変更してみたりしましたが、なんの変化もなし。
Photoshopは、あまり頻繁に使用していなかったので遅いのを我慢して使っていましたが、無事解決。

ちょっと前にjsxをいじっていた時に、ScriptListenerをインストールして、ログ出力を有効にしたまま
実行していました。

ま、しょうもない原因ですね。
ワンテンポ待たされていたのはログを書き込んでいたせいだったと・・・。

ScriptListenerをアンインストールした現在は快適に動作していますわ。