簡単に作れるセレクターとしてロケータを使っていたりする場合を見かけますが、
たまに変な事をしてあるものを見かけます。
こんな感じの。
一見すると、赤のロケータも青のロケータも同じように見えますが、チャネルボックスを見てみると
赤の方はトランスフォームのスケールを使っています。
データ的には、青のようにシェイプノードのローカルスケールをいじるのが正解。
こういったデータを作る人はmayaのDAG階層についての理解が浅いのかなと・・・。
大抵、ポリゴンメッシュとかもフリーズせずにバインドするクチです。
ま、映像系であれば特に問題ないのでしょうが、ゲームエンジンなんかに喰わせる場合は中々厄介。
マトリクスを調べてみると青い方は
------------
x: 1 0 0 0
y: 0 1 0 0
z: 0 0 1 0
t: 4 0 0 1
------------
当然ふつうです。
※t:が4 0 0 1なのは+x軸にオフセットしてあるから。
赤い方は
-------------
x: 2 0 0 0
y: 0 2 0 0
z: 0 0 2 0
t: -4 0 0 1
------------
※t:が-4 0 0 1なのは-x軸にオフセットしてあるから。
と回転行列部分の3行3列が変化しています。
コレが曲者。
子階層なんかがあった場合、スケールが伝播していくので更に面倒に。
見た目では判断しにくいのでチェックが大変。
0 件のコメント:
コメントを投稿