2020年5月14日木曜日

リグに作っておくべきレイヤーを考察

リグを作成するとき、表示状態を切り替えやすくするために、オブジェクトをレイヤーへまとめたりします。
普段、自分は、メッシュ用レイヤー、ジョイント用レイヤーの2つを作っていました。
[V]ボタンの On/ Off だけで、表示状態を切り替えられ便利です。


それ以外にも Display Type を変えることで、
Display Type:Reference は、プレビュー上で、メッシュのレンダリング有、選択不可。
Display Type:Templete は、 プレビュー上で、メッシュはワイヤーのみ、選択不可。
とすることも出来ます。
なので、レイヤーの Display Type はそれぞれ meshLayer が Reference で、jointLayer が Template となっています。

レイヤーのカラーは特に変更はしない感じかな。

もちろん、リグのノードには破壊活動防止のため、とあるアトリビュートにはロックを掛けてあります。


maya2012くらいからだったか、レイヤーに[P]というボタンが追加されました。

レイヤーをダブルクリックして Edit Layer ウィンドウを開けば分かるのですが、Hide on playback の切り替えボタンとなっています。
これが何かというと、アニメーションの再生中、このフラグがオフになっているレイヤーに登録されているオブジェクトが自動的に非表示になるというもの。
いろいろ雑談とかしていると意外と知られていない印象です。

この機能に関連して、思ったことが、メッシュとジョイントの他に、リグもレイヤーに登録した方が良いんじゃないかと思い始めました。
そうすれば、Show / Hide の切り替えも簡単になるし、Hide on playback でアニメ再生中にリグコントローラを自動で消すことも出来ます。

ただ、このフラグは、アニメーション再生中にしか利きません。
数十万ポリゴンのオブジェクトを表示したビューをタンブルした時なんかでは、フレーム落ち必須。

Softimage XSI だったか、ギガポリゴンの表示されているビューがフレーム落ちしたら、メッシュオブジェクトがバウンディングボックスに代わってレスポンスアップするような機能が有ったような気がしたんですが、同じような機能 maya には無かったですかねぇ・・・。


そして、たまにアニメーションファイルを確認してみたりすると、よく、地面用の polyPlane が追加されているのを見かけます。
んー、これは、リガーの方で追加しておいた方が良いのかしら。

そんなこんなで、必要そうなレイヤーはこんな感じになるのかな。

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