2020年1月9日木曜日

office製品のTips

説明書なんかを作るとなると、GUIとかをスクリーンショットしてドキュメントに挿し込んだりすると思いますが、特にデザイナーは気を付けないとイケけない事があります。






多分、デザイナーのPCには Adobe Photoshop が入っていると思うので、([Alt]+)[Print Screen]を押したら、「クリップボード」で新規、そこにペースト、余分な部分をトリミングして、bmp なり jpg なり pngだったりで保存し、Office製品へ画像を挿入すると思います。


そうすると、こんな感じで画像が開かれます。

気にしない人は全く気にしないと思いますが、よく見るとボヤけた感じになっているのが分かるでしょうかね?

この現象の原因は mac と windows が誕生した時代までさかのぼります。
Apple が Macintosh を発売したとき、ディスプレイの解像度は 72dpi を想定していました、かえって Microsoft は Windows のディスプレイ解像度を 96dpi と想定しています。
もともと mac がプラットフォームだった Photoshop の画像解像度の初期値は 72dpi になっています。
しかし、Microsoft 謹製の Office は 96dpi を基準にしているため、72dpi の画像を開くと少し拡大した状態になってしまうようなのです。

なので、これを回避するためには Photoshop で「画像解像度」から解像度を 96pixel/inch へ変更。

すると、「幅」と「高さ」が変わってしまうので、100%へ修正します。


これで画像を保存し、 Excelで画像を挿入してみると、


こんな感じにシャープになりました。

ちなみに、windows 標準アクセサリの「ペイント」を使うと、96dpiで保存されるので、なにも考えなくても手前のようなシャープな画像を挿入してくれます。

Excel の他、Wordでも同じ状態になります。
が、パワポは使ったことが無いので不明・・・。


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